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田舎なりの「さすていなぶるでべろっぷめんと」

いつもどうも、お世話になってます。

 

思うことあって書き込みたくなりました。

野菜を採っては売り歩き、売り歩いては事務所に籠もり、籠もってからの酒飲んで寝る毎日です。

 

なんだかんだで春めいた日も増えてきました。

えぇ、もう3月なんですものね。

 

世間では色々と騒ぎがあって、この田舎においても波紋が及んでいます。

米の受注が増えたり野菜の発送を請け負ったり。

正直あまり嬉しくない特需です。

 

今日のお客さんの一言。

 

損して得取れ

 

まさにその通りだと思いました。

自分から仕掛けて得た売り上げならいざ知らず、天災によって受動的に得た売り上げです。

備えることは大切ですが機会と捉えるには不確定すぎます。

 

今この瞬間も大切です。

今日メシ食えなければ生きていけませんし、キレイゴトは言いたくありません。

ただ、今日が過ぎれば明日になって明日の次には明後日があって、その繰り返しです。

回りくどくなりましたが、今日よりもその先の方が大事だと思うようになってきました。

 

おれだけが儲かればいいわけでもなく金だけあればいいわけでもないと思います。

こんだけ大変な目こいて、そのうえ貧乏だったら悲しいです。

でも推し量れる価値基準だけではないような気がしています。

 

なんで農業してるの?

なんで米なの?

聞かれることもありますが答えは毎回違う気がします。

と言うよりも決まった答えはないんだと思います。

 

今思うモヤモヤや確信は、そのまま何度も繰り返すのかもしれません。

いつか死んでしまうとき良い人生だったと思えるように何となく頑張っていこうと何となーく思いました。

 

地元で、田舎で農業を仕事として生きていくこと。

産業として価値を生み出し続けること。

そんなことを何となーく思い続けるおれがいることこそが、田舎なりの「SDGs」なのかな。

 

なんて妙に腑に落ちた3月6日。

今日の晩御飯何かな。

(確定申告のことは考えないようにしています)